ミスタートラ唐渡吉則のドドンと行こうぜタイガース
筆置き、一ファンに 日本S「阪神対楽天」祈りつつ
2011/03/29の紙面より
先週私が指摘した通りセ・パ両リーグ同時開幕で、東北・関東地域でのナイター自粛が決まりました。選手会が当初主張した通りの結果で、妥当な決定だと思います。西日本ではチーム同士の練習試合も活発で、日増しに「球春近し」を思わせます。
突然ですが、足かけ11年に及んだこの連載は今週でいったん終止符を打つことにしました。昨年末にくも膜下出血で突然倒れ、無事に社会復帰を果たせましたが、まだ体力的に長時間球場に滞在することは困難で、今季はテレビ観戦中心にならざるを得ず、チームや選手の情報が直接入手できなくなったからです。
連載スタートは野村監督3年目の2001年初めからでした。4年連続最下位に沈み、翌02年に長く親交のあった星野監督がタイガースのユニホームを着ることに。その時に監督から「唐さん、どのくらい阪神を担当してるの?」と聞かれ、「26年」というと、「で、優勝は何回や?」と聞かれました。「85年の1回だけ」と答えると、「よっしゃ、来年はきっとエェ思いさせるワ」と約束してくれ、実際その通りになったのが一番のうれしい思い出です。
ダイエーの元役員で既に亡くなられた西中和光さんとともに星野後援会「虎仙会」を立ち上げ、監督勇退、シニアディレクター就任後も昨秋までずっと、関西財界一丸となって幅広く支援し続けたのも誇りです。くしくも星野さんが楽天の監督になられた途端、大震災に襲われ「東北復興の星」としてそのチームが全国から注目されるのも、彼の運命だと思います。
愛するタイガースは、星野監督就任後9年間で優勝2回を含むAクラス6回。残る4位3回も新監督就任時の息切れした結果で、常に優勝を争うチームに変身しました。今年も優勝候補の一角にあることは誰が見ても疑う余地なしです。
日本シリーズ「阪神対楽天」実現を祈りつつ、今年は一ファンに徹して両チームを応援します。長い間のご愛読ありがとうございました。
(1179キロヘルツMBSラジオパーソナリティー)
■インデックス
|