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潮騒

2017/10/2

 大阪商工会議所が取り組んでいる「なにわなんでも大阪検定」は、大阪の歴史や文化の魅力を再発見して、郷土愛と誇りの醸成につなげるのを目的に2009年から始まった。地域検定のブームは少し下火になっているように思うが、筆者のようによそから来た身には役に立つ◆広報PRの一環で実施したポスター展の全作品を一冊にまとめた全集をめくると、大阪府内の104駅にちなんだ問題が一挙に掲載されている。八つの鉄道会社の協力があっての一冊だというが、さすがに知らないことの方が多い◆最初の問題は「大阪駅中央口の床の模様は何のデザインになっている?」。普段、よく利用する駅だけに気が付いてもいいはずが、案内看板やすれ違う人たちばかりに注意を払うので、足元を見ていないのが分かる。まさに灯台下暗し◆ポスターのイラストは、ほのぼのとしたタッチで描かれており、「大阪を知れば大阪がもっとおもしろくなる」という大阪検定のキャッチフレーズとぴったりだ。歴史と文化にユニークさ。大阪らしさてんこもりの内容といっていい◆政界は衆議院が解散され、事実上の選挙戦に突入。世の中は選挙モードに包まれているが、政権選択の選挙でもある。検定よろしく大阪で暮らす上で、足元を見つめ直すには絶好の機会である。(※)
 ※は巻の己が旧
 

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