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潮騒

2017/12/29

 年の瀬も押し迫ってきた。親世代は正月に子どもに渡すお年玉の金額や渡し方、後の使い道が気になる時期だ◆元々は神様に供えた餅を子どもたちにお下がりとして与えたのが始まりで、縁起のよい数字を好まれることから奇数の1、3、5などの金額がよいとされ、ポチ袋に入れる時も三つ折りにするのがマナー◆学研のアンケートだと、今年の正月に子どもたちがもらったお年玉総額は平均で、3〜5歳の幼児1万5024円、小学生1万9386円、中学生2万6529円。使い道は相変わらず貯金が多いが、男子がゲーム関係の本体やソフト、女子は文房具などのステーショナリーが増えていることも分かった◆では実際、子どもたちが「いくらほしいのか?」だ。こちらは三井住友カードのアンケートで、小学生の場合平均2万978円が希望額。親が妥当としている金額は同1万2969円だから8千円も開きがある。実際もらっている額は、希望額に近いので、子どもたちにとって“お年玉バブル”はいつの時代も楽しみなようだ◆きょうだいが減り、親戚間の年始交流なども少なくなったのに、子どもたちが受け取る金額は昔とあまり変わらない。親は出す回数が減っても、わが子に渡す額が増えただけ。核家族化が極まってしまったのが、ちょっと寂しい。(畑)
 

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