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潮騒

2018/2/4

 企業トップが内外の課題について議論する「第56回関西財界セミナー」が8、9日の2日間、京都市内で開かれる。今回の全体テーマは「いざ、舞台を関西へ〜関西からはじまる未来社会のデザイン」。万博や国際的なスポーツイベントの誘致、働き方改革に向けた企業の取り組みなどの課題ついて分科会で話し合う◆昨年のセミナーで話題となったのは、「分配と成長」をテーマにした第三分科会。企業経営者らが「子どもの貧困」などの社会的課題の解決に向けた企業の役割を模索し、これまでの財界セミナーとは異なるアプローチが注目された◆「子どもの貧困はかわいそうだから助けるのではなく、国の未来への投資」と経済界が社会問題に取り組む意義が示され、賛否両論活発な討議が行われた◆滋賀県や大阪市など自治体のトップや担当者の参加もあり、セミナーが閉幕した後に、関西経済同友会のメンバーが大阪市の対策会議に参加するなど、企業と自治体の協力体制が生まれた。企業関係者が子ども食堂を訪問してニーズを探るなど意欲的だ◆活動の本格化はこれからだが、議論だけで終わらせず、実際の行動につながっている点は財界セミナーの成果といえる。今年も多様な意見が交わされ、アイデアが生まれ、新たな活動につながることを期待したい。(芽)
 

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