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潮騒

2018/3/5

 「春一番」が吹いて三寒四温を繰り返し、春めいてくる3月に入った。あすは冬眠していた虫たちが土の中からはい出す頃とされる二十四節気の啓蟄(けいちつ)。淀川沿いの土手にもツクシが姿を見せるだろう。それにしても厳しい寒さを実感した今冬。寒の戻りだけはごめんこうむる◆気温の上昇とともに空気が乾燥する時季を迎えた。ちょうど春の全国火災予防運動も7日まで展開されているが、大阪府内では各地で火災が相次いでいる。毎日のように消防車の出動サイレンを聞く◆大阪市消防局がまとめた2017年の活動概況(速報値)によると、年間に市内で発生した火災件数は918件。前年より69件(8・1%)増えている。10年前と比較すると3割近く減っているのだが、それにしても多い◆市内で起きた火災による損害額を見ると、年間に6億1千万円に達している。こちらも前年より11・4%、金額で約6200万円も増えた。主な火災原因はトップが「放火」、次いで「たばこ」「てんぷら油」の順。気配りと目配りで防ぎたい◆全国では年間約3万6千件の火災が起きているが、3月は年間で最も火災の多い月だそうだ。今年の火災予防運動のスローガンは「火の用心 ことばを形に 習慣に」。生命と財産を灰にしてしまう火災の怖さを侮ってはならない。(※)
※は巻の己が旧
 

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