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米、核禁止条約に断固反対 抑止力への影響懸念

2017年10月7日 0:10

 【ニューヨーク共同】米政府は核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)が強力に推進した核兵器禁止条約について、核抑止力に影響が及ぶとして断固反対の立場だ。ICANへのノーベル平和賞授与によって、条約推進派が勢いづくことに警戒感を強めているとみられる。

 最も恐れるシナリオは、授賞が「お墨付き」を与える形で禁止条約が国際的な大きなうねりとなり、米国など核保有五大国に核兵器保有を認めた核拡散防止条約(NPT)体制の信用が損なわれる事態だ。NPT体制が揺らげば、安全保障の根幹に位置付ける核抑止力に影響が出るのは避けられない。