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飛行記録装置、ヘリに搭載せず 群馬の墜落事故、原因究明難航も

2017年11月9日 13:23

 群馬県上野村でヘリコプターが墜落し搭乗者4人全員が死亡した事故で、ヘリには飛行記録装置のフライトレコーダーが搭載されていなかったことが9日、運航元の東邦航空への取材で分かった。運輸安全委員会や県警は同日、現場で機体の損傷状況などを調べて原因究明を本格化させたが、難航する恐れもある。

 東邦航空のヘリコプター墜落現場で、散乱した機体の一部を調べる群馬県警の捜査員ら=9日午前、群馬県上野村
 墜落した東邦航空のヘリコプターの機体を調べる運輸安全委の航空事故調査官ら=9日午前、群馬県上野村

 装置は操作状況や機体の傾きなどを記録できるが、東邦航空によると、墜落したヘリに関しては法令に基づく搭載義務はなかった。

 地元消防などによると、ヘリは墜落直前、Uターンして高度を下げ、機体後部の部品が飛んだ後に回転しながら落ちたとの目撃証言がある。