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APEC首脳宣言原案が判明 保護主義「闘う」から後退か

2017年11月9日 21:12

 【ダナン共同】ベトナム中部ダナンで10日から開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議でまとめる首脳宣言原案が9日、判明した。保護主義への対応に関し「対処する」と記し、「闘う」とした前年の宣言より表現が後退した。保護主義的な政策を進める米国のトランプ政権に配慮したとみられる。

 APEC閣僚会議終了後に記者会見する、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相=9日、ベトナム・ダナン(VNA=共同)

 首脳会議に先立つ閣僚会合は予定を延長して9日に閉幕した。声明の文言で米国と一部の国が対立したため、閉幕時に予定していた声明公表を持ち越し、事務レベルで文言調整を続けた。自由貿易体制を巡り、米国が波乱要因となっている現状が鮮明になった。