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核禁止条約に日本参加を 国際赤十字の近衛前会長

2017年11月11日 9:06

 【アンタルヤ共同】国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)会長を8日に退任した日本赤十字社の近衛忠てる社長は10日、国連で7月に採択された核兵器禁止条約への日本の不参加は「残念だ」と述べ、政府に参加を働き掛けていく考えを示した。IFRC総会が開かれたトルコ南部アンタルヤで共同通信に語った。

 10日、トルコ南部アンタルヤで取材に答える国際赤十字・赤新月社連盟(IFRC)前会長の近衛忠てる・日本赤十字社社長(共同)

 国際赤十字は核禁止条約の採択に貢献した。近衛氏は、日本が「唯一の被爆国として、少なくとも交渉の場に出て、自分の立場を主張すべきだったと思う」と語った。

 近衛氏は条約について、核保有国の「外堀を埋め」、最終的に「使えなくする」ことにつながると評価した。