全国ニュース

日産無資格検査38年前から 栃木工場、国交省に報告

2017年11月17日 18:53

 日産自動車は17日、新車の無資格検査問題を起こした原因の究明と再発防止の対策をまとめ、国土交通省に報告書を提出した。不正は最も古くて、38年前の1979年から本体の栃木工場(栃木県上三川町)でされていた可能性があり、正規検査員の不足と制度への規範意識の薄さが原因だったと結論づけた。横浜市の本社で記者会見した西川広人社長は謝罪し、自身の報酬の一部を自主返納したと説明した。

 国交省の奥田哲也自動車局長(右)に報告書を提出した日産自動車の西川広人社長=17日午後、国交省
 無資格検査問題の報告書を国交省に提出し、記者会見で謝罪する日産自動車の西川広人社長(手前)=17日午後、横浜市の本社

 西川氏は不正に関し「係長以下で行われた現場の習慣」で、カルロス・ゴーン会長や西川氏ら経営陣が認識していたと認めず、明確な経営陣の処分に踏み込まなかった。ゴーン氏は会見に姿を見せなかった。