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直木賞作家、葉室麟さんが死去 時代小説「蜩ノ記」

2017年12月24日 0:48

 時代小説「蜩ノ記」などで知られる直木賞作家の葉室麟(はむろ・りん)さんが23日午前2時、病気のため福岡市の病院で死去した。66歳。北九州市出身。葬儀・告別式は近親者のみで行う。

 死去した葉室麟さん

 西南学院大卒。地方紙記者や放送局のニュースデスクなどの会社勤めを経て、「乾山晩愁」で2005年に歴史文学賞を受賞、50代での遅咲きのデビューだった。「銀漢の賦」で松本清張賞。12年に直木賞を受賞した「蜩ノ記」は、ある事件に関わり切腹を前にしたかつての奉行と、藩からその監視役を命じられた武士の心の交流を描いた。16年には「鬼神の如く 黒田叛臣伝」で司馬遼太郎賞を受けた。