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岐阜の畑で拾った石、実は隕石 国内で14年ぶりの確認

2018年3月1日 22:01

 岐阜聖徳学園大などの研究グループは1日、岐阜市の男性が2012年に近所の畑で拾った石が、鉄とニッケルの合金でできた隕石の一種「鉄隕石」だったと発表した。国内で隕石が確認されたのは04年以来、14年ぶり。発見場所にちなみ「長良隕石」と名付けられた。

 岐阜市の男性が近所の畑で見つけた「鉄隕石」=1日午後

 国立極地研究所などによると、隕石は太陽系形成初期の約46億年前にできたと考えられ、これまでに世界で約5万8千個が見つかっているが、うち鉄隕石は約2%と珍しい。鉄隕石が国内で発見されたのは1938年以来という。分析した東京大の三河内岳准教授(惑星物質科学)は「太陽系の歴史を刻んだ化石。貴重な試料だ」と話している。