全国ニュース

長崎カラスミ「うま味」が4倍に 県分析、生産者PR活用も

2018年3月3日 8:31

 長崎県総合水産試験場は、長崎の珍味「カラスミ」のうま味成分が、原料段階と比べて平均約4倍に増えることを解明した。「おいしさが科学的に裏付けられた」と語る試験場の担当者。県はこの分析結果を、地元生産者の販売促進につなげたい考えだ。

 高野屋のカラスミを手にする高野正安社長

 カラスミは、秋冬が旬の魚・ボラの卵巣を1週間ほど塩漬けにして乾かしたもので、濃厚な味わいが特徴だ。長崎県産の小売価格は100グラムで1万円程度。店頭では、今シーズンに仕込んだ商品が並んでいる。

 試験場は2016年度、長崎市内7社への聞き取りを基にまとめた標準的な製造方法に基づき、カラスミを試作。各工程で成分を分析した。