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iPSを低価格で培養、京大開発 3種化合物使用

2018年3月6日 1:46

 さまざまな細胞に変化する人工多能性幹細胞(iPS細胞)を、従来よりも低価格で培養できる手法を開発したと、京都大の長谷川光一特定拠点講師(幹細胞生物学)のチームが5日付の英科学誌電子版に発表した。再生医療の研究や臨床応用の加速が期待できるという。

 チームによると、iPS細胞を利用する研究や医療では、たくさんの細胞を使うため培養作業が必要となる。これまでは培地に、成長因子という高価なタンパク質が必須で、コストを押し上げていた。

 新たな手法では、成長因子を使用せず、3種類の化合物を組み合わせて培養する。1リットル当たり5万〜9万円が8千円ほどになるという。