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福島原発の凍土壁、効果を認める 政府の汚染水処理対策委

2018年3月7日 12:39

 政府の汚染水処理対策委員会(委員長・大西有三京都大名誉教授)は7日、東京電力福島第1原発の建屋周辺の地盤を凍らせる「凍土遮水壁」の汚染水低減効果について議論し「遮水効果は明確に認められ、地下水を安定的に制御し水位を管理するシステムが構築できた」との評価結果をまとめた。建屋周辺の舗装など雨水の流入対策の継続を東電に求めた。

 東電は、凍土壁単独の低減効果は1日当たり約95トンで、既存の複数の対策を組み合わせて凍土壁だけがない場合の汚染水発生量約189トンを半減できたと試算。凍土壁などの対策で、雨水や地下水による汚染水は、4分の1以下に抑制できたと説明した。