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須賀敦子さんの詩見つかる 44編、若き日の内面つづる

2018年3月8日 12:04

 「ミラノ 霧の風景」などのエッセーで知られたイタリア文学者の須賀敦子さん(1929〜98年)が若き日に書いた詩44編が、8日までに見つかった。キリスト教への信仰や、自身の内面と向き合う言葉をつづったもの。河出書房新社が16日に詩集「主よ 一羽の鳩のために 須賀敦子詩集」として刊行する。

 和紙に書かれた須賀敦子さんの詩(河出書房新社提供)

 須賀さんの全集も担当した同社編集者の木村由美子さんによると、生前の須賀さんは自身の詩作について何も語っておらず、遺族も驚いていたという。

 木村さんは、今年で没後20年となるのを機に、遺族から預かっていた遺品を整理。ノートやタイプ用紙、和紙に書かれた詩が見つかった。