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市に反発「総踊り」決行 徳島阿波おどり、対立激化

2018年8月14日 0:23

 徳島市で開催中の夏の風物詩「阿波おどり」で、千人以上が一斉に踊る恒例の「総踊り」を市を中心とする実行委員会が中止したことに反発し、有力踊り手団体が13日夜、演舞場近くの道路で独自に総踊りを決行した。旧主催者の赤字問題で揺れた阿波おどりは、運営方法を巡り市と踊り手団体が激しく対立する異例の事態となった。

 阿波おどり振興協会が独自に決行した「総踊り」=13日夜、徳島市
 大勢の観光客らが見守る中、阿波おどり振興協会が独自に決行した「総踊り」=13日夜、徳島市

 団体は14の踊り手グループが所属する「阿波おどり振興協会」。交通規制された演舞場近くの広い道路を使い、踊りを披露した。千数百人の踊り手が参加したとみられる。周囲は観客らが殺到し、踊りを止めに来た市幹部に「帰れ」と怒号が上がるなど一時騒然となった。