「結婚」を考える人たちのきょうを生きるヒントを散りばめた婚活エッセー「長井春美の婚活レシピ」を結婚カウンセラー、長井春美さん(63)=大阪市北区芝田=が出版した。婚活の「勝ち組」「負け組」という言葉が独り歩きする中、婚活マニュアルでない「等身大の自分を知る」ことの大切さを教え、結婚の「いとなみ」を通していかに結婚生活を「よいもの」に仕上げていくかがつづられている。
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| 「幸福な結婚は一つではない」と話す長井さん |
著者の長井さんは大手結婚情報サービス会社でカウンセラーや管理職を経て、結婚紹介所「ブライズアカデミー」(北区芝田1)の大阪支社長兼スーパーバイザーに就任。この間、千組を超える成婚を導き、“婚活のカリスマ”と呼ばれている。
「勝ち組と負け組」のキーワードでは「私は個人的に『勝ち組』『負け組』の言葉が嫌いです。でもあえて婚活の負け組をいえば、自分の人生の希望をあきらめてしまう人。勝ち組は目先の結果にとらわれないで、まだ出会っていないだけなのだと思える人」と説く。「成長できる人」の章では「何も教養豊かで、会うたびに何かを学べるお相手ということでない」と高学歴というよりも「同じ時間を過ごしているとき、それを豊かな時間だと感じられる人」との出会いが本当の成長という。
そして「婚活の時代に」の章では、新規の結婚相談所が業界へ参入する中、長井さんは結婚カウンセラーとして「人となりをよく知らない人同士を、コンピューターのデータだけで安易に結びつける出会い」に警鐘を鳴らす。
そして、長井さんは「幸福な結婚とは何か?」については、個人の資質や個性にかかわり、「人間の幸福は一つではない。幸福な結婚も当然、一つではない」との見解を示し、「どのような物語も幸せに閉じてほしい。一言でいえば、あなたの人生を考えることと同じくらいの重みで結婚を考えてほしい」と婚活を考える人たちにメッセージを寄せている。
長井さんは「幸福な結婚はけっして『与えられる』ものではなくて、幸福な結婚をつくるのは『あなた自身』。パートナーとともに懸命に育て上げて初めて“幸福な結婚”が実現できると思う」と話している。
A5判、157ページ。定価1300円(税別)。発行は澪標(みおつくし)。
問い合わせは電06(6944)0869、同社へ。
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