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映画「一週間フレンズ。」 ヒロイン川口春奈に聞く

2017年2月16日

 川口春奈(21)と山崎賢人(22)主演のラブストーリー「一週間フレンズ。」(松竹配給、村上正典監督)が18日から、大阪ステーションシティシネマほかで公開される。「記憶喪失のヒロインが少しずつ成長する姿を繊細に演じた」という川口に撮影裏話を聞いた。

「役を演じるのは楽しい」と話す川口春奈=大阪市内のホテル
川口春奈(右)と山崎賢人=(C)2017 葉月抹茶/スクウェアエニックス・映画「一週間フレンズ。」製作委員会

 川口は近年、「好きっていいなよ。」「にがくてあまい」などのヒロインで活躍しているが「今度は一番難しい役で大変だったけど、とても繊細に役に入っていけて楽しかった」と笑顔を見せる。葉月抹茶の同名コミックスの実写映画化で、彼女は記憶障害の病気を持つ高校生・藤宮香織の役である。

 転入生の香織は2年生になって、高校に通う列車の中で知り合った同学年の長谷祐樹(山崎)に「友達になってください」と声をかけられるが、「無理・・・」と冷たく応える。「彼女は病気のため会った人のことを、1週間で忘れてしまう。学校ではいつも一人で過ごすが、祐樹が何度も誘ってくれるので、つい一緒に話をするようになる」

 3年生で同じクラスになった2人を、担任の先生やクラスメートが心配そうに見守る。「彼女は1週間たつと忘れているから、また『初めまして』と言わねばならない。それでも祐樹がめげずに明るく声をかけてくれるので付き合いは続く」。ただ以前の学校でクラスメートだった訳ありの九条(上杉柊平)が現れて事は意外な方向に発展する

 「撮影前に医師や病気の体験者に会って話を聞いた。記憶はないけども相手によって表情や声のトーンが変わることがあるそうで、それを彼女の成長の証しにして、撮影でも少しずつ表情を変えるように工夫した。山崎さんがそれをとても明るい芝居で受け止めてくださってやりやすかったし、ラブストーリーの世界に入る事ができた」

 異色ホラー映画「クリーピー 偽りの隣人」で殺された家族の唯一生き残りの女子学生を好演した印象も新しい。「映画でいろんな役をやれるのがうれしいし、クセになる。まだ自分自身が分かっていないので、今は”引き出し”を作っている感じで、演技する度に新しい発見がある」

 モデルとしてデビューして10年、女優業は8年目を迎える。「10年後はどうなっているか・・・」と、21歳の笑顔がはじけた。


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