大阪ニュース

女性活躍 事例を報告 大阪市シンポ

2017年3月4日

 大阪市主催の市女性活躍シンポジウムが3日、大阪市内であった。組織づくりなど女性活躍を積極的に推進する企業を表彰。人事制度や企業風土など先進事例の発表や特別講演などで働く女性の未来について考えた。

市女性活躍リーディングカンパニーの最優秀賞、優秀賞を受賞した企業=3日午後、大阪市中央区の大阪?楽部

 企業の人事担当者など約170人が出席。同市の吉村洋文市長は「女性が活躍しないことは、社会にとって損失。働きやすい環境を整え、社会全体で女性活躍の推進を」とあいさつした。

 2016年度の大阪市女性活躍リーディングカンパニー表彰式では、最優秀賞に池田泉州銀行、大西、大同生命保険、帝人の4社、優秀賞にアルメディア・ネットワーク、クボタ、大建工業、大日本住友製薬、高島屋、不二製油の6社がそれぞれ選ばれ、吉村市長から表彰状が贈られた。

 この後、最優秀賞の各企業が取り組み事例を発表した。池田泉州銀行は、12地銀合同での女性リーダー研修や、出産前・育休中の職員を対象にした勉強会を実施。復帰応援のオリジナル手帳を出産祝いとして贈ることで「仕事復帰への期待を見える形にした」と説明した。

 大同生命は、管理職比率を15%以上(2020年4月)にするなど女性の活躍推進行動計画の作成、育児、介護休業の復職者の状況、事情を職場全体で共有するミーティングを定期的に設け「助け合い精神のある働きやすい職場環境の実現」に取り組んでいることを報告した。

 このほか、フリーアナウンサーで四條畷学園大客員教授の八木早希さんが講演。「子どもを産んだからといって会社で、ごめん、すいませんと言ったり、肩身の狭い思いをしない社会になれば」と語り、「育児より仕事の方が価値があるというのは先入観。仕事も量から質の時代」と訴えた。(今井壮)


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