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聴力障害者協と連携し手話教室 府、条例施行受け

2017年5月18日

 3月に施行された大阪府手話言語条例を受け、府は17日、大阪聴力障害者協会(大阪市中央区)と連携協定を結び、聴覚に障害のある乳幼児と保護者を対象にした手話教室を6月から開催することを決めた。

協定を締結する新井副知事(左)と大竹会長=17日午後、府庁

 同条例は聴覚障害者やその家族などの手話習得の機会の確保を盛り込んでおり、学校や職場で習得の機会を確保することを定めている。乳幼児期からの習得機会の確保も盛り込んでおり、府は全国の同様の条例では例がないとしている。

 新たに立ち上げる手話教室「こめっこ」では、同協会のスタッフが絵本の読み聞かせや遊びを通して手話を教える。条例の制定に携わった神戸大大学院の河崎佳子教授が保護者の不安を聞くカウンセリングも行う。

 6月17日に大阪市中央区のTKP大阪堺筋本町カンファレンスセンターで1回目を行い、その後は毎月第1、3土曜日に同市内で開催する。

 府庁で締結式が行われ、新井純副知事は「協会のネットワークを活用して施策を推進したい」と話し、同協会の大竹浩司会長は「聞こえる人と対等に、のびのび語り合える環境をつくりたい」と語った。


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