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名将に名参謀あり 「直虎」時代考証の小和田氏講演

2017年5月19日

 NHKテレビで放映中の大河ドラマ「おんな城主直虎」の時代考証を担当している静岡大名誉教授の小和田哲男氏が18日、「戦国武将の名参謀〜ナンバー2が歴史を動かす〜」と題して大阪市中央区の大阪歴史博物館で講演し、ナンバー2の重要性を説いた。

ナンバー2の重要性について語る小和田氏=18日午後、大阪市中央区の大阪歴史博物館

 小和田氏は、豊臣秀吉と弟、秀長を例に名将と参謀について説明。2人の関係を車の運転に例え、「秀吉が運転席でハンドルとアクセルを操縦し、秀長が助手席でブレーキと進むべき方向をナビゲートする関係だった」と語った。

 その上で「朝鮮出兵」や「千利休を自害させる」など、秀長を亡くした後の秀吉の奇行を挙げ、決してトップだけが時代を作ってきたわけではない事を強調。「おんな城主直虎」では伊井家家臣で筆頭家老の小野政次がナンバー2に当たるとした。

 講演会はNPO法人大阪府高齢者大学校教育部門が主催して開かれ、250人の受講者が熱心に耳を傾けた。