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若者が知らない”熱気と夢”表現 湯原昌幸が新曲発表

2017年5月19日

 歌手や司会、バラエティーなど多方面で活躍している湯原昌幸が70歳になった記念に自ら作曲した新曲「北街・辛口・恋酒場」(テイチクエンタテインメント)を発表した。PRを兼ねて毎日放送ラジオ「ありがとう浜村淳です」に出演し、思いを語った。

毎日放送ラジオ「ありがとう浜村淳です」に出演した湯原昌幸(右)=大阪市北区の毎日放送

 1971年に「雨のバラード」が120万枚を超す大ヒットとなった湯原が今回手がけた新曲は、ベンチャーズを思わす洋楽系のメロディーに鐘や琴、尺八などの和楽器をたくみに組み合わせたサウンド。「しょうゆベースにオリーブオイルを加えた和風ドレッシング」な仕上がりと解説する。浜村も「これは面白い」と感心し、湯原も「その一言を待っていた。面白いといってもらえれば十分」と笑顔に。

 浜村は歌詞を見ながら、「高飛車な女がたんかを切る感じ」と水を向けると、「ほれた男に見えを張る女のイメージ」と説明。昔の夕暮れ時を表す“暮れ六つ”という出だし言葉に、浜村は「都々逸風。昔の歌謡曲は都々逸を思わす歌詞が多かった」と指摘。湯原も「都々逸いいですね。この曲がベンチャーズとすれば、カップリングの『雨の夜だから』は同じグループサウンズのアニマルズを意識した」と続けた。

 最近は湯原自身が作曲するケースも増えているが「自作でもそうでなくても、琴線に触れる感触が一番大切」といい、意識しているのは自身が駆け抜けたグループサウンズ全盛時代のテンポの良い歌謡曲を挙げた。「僕は64年の東京五輪の時が青春真っただ中。3年後の2020年にまた東京に五輪が来る。今の若者が“忘れた”というより“知らない”60年代から70年代にかけての“日本の熱気と夢や希望”を、音楽を通じてもう一度表現したい」と結んだ。

 7月19日には「大阪発流行歌ライブ」(アメリカ村・ビッグキャット)に出演、直接ファンと触れ合う予定。


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