大阪ニュース

子どもの貧困対策、府が基金検討 知事答弁

2017年10月3日

 大阪府の松井一郎知事は2日の府議会で、子どもの貧困問題の対策に充てる基金の創設に関して、「具体的な内容について検討を進める」と述べ、設置に前向きな考えを示した。大阪維新の会の中司宏府議の代表質問に答えた。

 府が3月にまとめた全43市町村の「子どもの生活に関する実態調査」では、経済的に困窮している家庭ほど医療機関への受診が困難であったり、習い事に通えない割合が高かった。中司氏は「『善意の受け皿』を整えるべきだ」と要望した。

 府は、社会福祉の振興に充てている「福祉基金」とのすみ分けなどをした上で、設置の是非を判断する。設置と判断した場合は、来年2月議会に府基金条例改正案を提案し、2018年度に設置するスケジュールを描いている。

 10日に公示される衆院選の実施経費として、約34億円を追加する本年度一般会計補正予算案が提案され、原案通り可決した。増額分は全て国庫支出金を充てる。