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「蝶々さんの日記」 阪上めいこが師にささげる

2017年10月4日

 劇団SHOW−COMPANYが21、22の両日、近鉄アート館で大阪弁ミュージカル「蝶々さんの日記」を上演する。かつてミヤコ蝶々が主宰した「蝶々新芸スクール」の第1期生だった女優で劇団代表の阪上めいこが師を演じ、「昭和を生きた先生の泣き笑い人生を」と張り切っている。

「蝶々さんの明るいミュージカルを」と話す阪上めいこ(右)と共演する山崎真美

 蝶々といえば関西で漫才師、司会者、演出家など多彩な才能を持った人で、何よりも日本喜劇界の名女優としてその名が知られる。2000年に80歳で亡くなったが、自身が書いた自伝「女ひとり」に彼女の波乱の人生は詳しい。今回の舞台は「三遊亭柳枝さん、南都雄二さんと結婚した時代のエピソードを中心に、その泣き笑いを蝶々さんとその家族の話を通して振り返りたい」と阪上は狙いを話す。

 蝶々さんが芸人としての仕事をしながら「芸人を育てたい」と開いていた「蝶々新芸スクール」の生徒だったという阪上にとって「こんな機会に恵まれてとてもうれしく、私の知っている先生というだけでなく知られざる家族との泣き笑いなども取り入れて、師にささげるドラマにしたい」。

 最初の夫だった柳枝に笑福亭生喬、雄二に笑福亭生寿が扮(ふん)しているほか、阪野登、魅多羅詩じゅん子ら関西の演劇人が数多く参加する。「旦那さんだった2人はどちらも女ぐせが悪く浮気者で蝶々さんを困らせるが、そこを彼女がどう乗り切るか。実話と同時にオリジナルストーリーも加えて楽しいミュージカルに」

 大阪・箕面にあるミヤコ蝶々記念館(日向利一館長)と、大阪市、大阪府、関西・大阪21世紀協会が舞台の後援を担当。本年度文化庁芸術祭参加公演になっている。

 21日午後3時・7時、22日正午・午後4時開演。前売り4500円(学生3500円)、当日5千円(同4千円)。