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爆笑噺を口演 28日、染二が襲名20周年独演会

2017年10月5日

 四代目林家染丸一門の総領弟子で、師匠の前名を名乗る三代目染二(56)が襲名20周年の節目の独演会を28日に昼夜2回、堂島のエルセラーンホール(ホテルエルセラーン大阪5階)で開く。

襲名20周年記念独演会を開く林家染二

 演目は昼の部(午後2時開演)は、けんか仲裁が大好きな男の爆笑噺(ばなし)で浄瑠璃も入りにぎやかな「胴乱の幸助」。師匠染丸の十八番(おはこ)だ。それと、落語作家・小佐田定雄の創作で「貧乏神」。夜の部(同6時開演)は、小佐田氏の創作デビュー作の爆笑怪談噺「幽霊の辻」と、江戸落語の大作で歌舞伎演目でも知られる「文七元結」。

 ゲストは東京から来演のめおと楽団ジキジキで、関西には珍しい中身の音楽漫才。一門の助演は、染二の前名で二代目として10年のキャリアを持つ弟弟子染吉。8月には入門10周年記念として5日連続リクエスト落語を演じるなどパワフルで期待の若手。

 龍谷大出身の染二は、大阪文化祭奨励賞や文化庁芸術祭優秀賞を2回受賞など実力派として既に定評があり、京都大でも宇宙総合学の授業の一環として「宇宙落語」を口演している。海外公演もJAL名人会の海外公演で19カ国30都市を巡り、腕を磨いた。

 「上方林家の一門を守り育て、10年後の30周年には上方落語の大看板を背負えるように精進したい」と意欲を見せている。

 全席指定3500円。問い合わせは電話06(7850)8848、SOMEJ。