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地域防災の展示や講演 共助、孤立防止探る

2017年10月21日

 「2017北区社会福祉大会」(北区社協主催)が20日、大阪市北区の区民センターであった。区民や関係者など約300人が出席。地域防災に関する展示や講演を通じて、誰もが安心して暮らせるまちづくりへの思いを新たにした。

缶入りパンの試食などで注目を集めた防災用品企業ブース=20日、大阪市北区の区民センター

 会場には、防災分野の製品を取り扱う地元企業やNPO、曽根崎署などの出展ブースが並び、各種製品の紹介や情報を発信。

 備蓄品を扱う企業ブースでは、近年需要が高まる缶入りパンの試食もあり、来場者からは「おいしい」「非常食とは思えない」と好評だった。

 大会後半の講演会では、ADI災害研究所の伊永勉理事長が過去の震災を振り返り、避難が困難な高齢者や障害者など、地域の要援護者が犠牲にならないための共助の在り方などについて提案した。

 福祉功労者や善行者らへの表彰・感謝状贈呈も実施。冒頭であいさつに立った同社協の吉川郁夫会長は「生活のしづらさを抱えている人たちに寄り添い、社会的な孤立を防ぎ、地域共生社会の醸成に努めたい」と意気込みを語った。