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「絶対勝つ!」多彩な顔 NHK新人お笑い大賞

2017年10月21日

 前身のコンクールが始まった1956年から半世紀以上の歴史を持つ若手の登竜門「NHK新人お笑い大賞」の組み合わせ抽選会が、東西の予選を勝ち抜いた8組で行われた。コンビ4組、トリオ2組、ピン芸人2人というバラエティーに富んだメンバーで、「絶対勝つ!」などと叫びながら、出演順のクジを引いた。

出場順のボールを取るミキ。後方前列左端はアキナ、右端は濱田祐太郎=大阪市中央区のNHK大阪放送局

 決勝戦はA、B両ブロックに4組ずつ分かれ、4分以内のネタを披露。それぞれの1位計2組が決勝に進出し、再びネタを披露して優勝と準優勝を決める。抽選の結果、出演順にA組がAマッソ、ハナコ、アキナ、ミキ▽B組がパーマ大佐、天使と悪魔、濱田祐太郎、ネルソンズと決定した。

 ほかが全員決勝初出場の中で、唯一3年連続3回目進出のアキナは「ABC上方漫才コンテストで優勝させてもらって、コレと両方勝った芸人はいない。取ったらNHKでレギュラー1本頂きたい」(秋山)と自信のコメント。

 ライバルのミキは「僕らは昨年のNHK上方漫才コンテストで優勝したので、今年は絶対勝ちたい。それも、いつも背中を見てきたアキナさんを食って勝ちたい」(昴生)と挑発。「全体にA組が強い」と前置きした天使と悪魔は、出場資格結成10年未満ギリギリでの出場だけに、「B組頑張ろう」(川口)と自らに言い聞かせた。

 生まれつきの全盲で、今年6月ごろからつえを持った“バイアフリー漫談”という新たなジャンルを確立した濱田は、「僕はこの賞のことも知らなかったし、賞レースも進出も初めて。物珍しさ1点で注目されていると思うので、それを生かします」と落ち着いた受け答えだ。

 決勝戦は22日に大阪市中央区のNHK大阪ホールから生中継される予定だったが、降ってわいた衆院解散総選挙の投開票日と重なり、急きょNHK大阪放送局内のスタジオで収録し後日放送(放送日未定)に変更となった。

 担当の菅原健一チーフプロデューサーは、「今年はバラエティーに富んだ決勝進出メンバーなのに、生中継がなくなり残念。場所もホールステージとスタジオでは少し感触が異なると思う。でも条件は皆同じだし、若い力で頑張って盛り上げてくれるでしょう」と期待する。