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VRで事故“疑似体感” 自転車の安全運転学ぶ

2017年11月7日

 大阪府警門真署と門真市は、同市御堂町の市保健福祉センターで仮想現実(VR)を応用した自転車の交通安全教室を初めて開いた。衝突事故の場面では体がのけぞるなど参加者が臨場感を味わった。

VRを体験する市職員とサポートする「ちゃりん娘」のメンバーら

 教室は10月30日に行われ、市職員約30人が専用ゴーグルを着けてNTT西日本が教材として開発したVRで事故を疑似体験。府警本部の啓発ユニット「ちゃりん娘(こ)」の手引きで、3DCGの街並みの中、自動車が左折する際の巻き込みやヘッドホンを付けた自転車による「ながら運転」の危険性を体感した。

 市内は「平たんで面積が狭く、自転車利用が多い」(市地域整備課)ことから、門真署の担当者は「業務を通じ、市民にマナーを伝えて」と呼び掛けた。VRを体験した会計課の女性職員は「死角が多く、怖いと感じた。慎重に運転したい」と話した。

 府警によると、今年1〜9月に府内で起こった自転車事故の件数は、全体の3割を超える8028件。近年は死亡事故や賠償額が数千万円に及ぶケースもみられる。