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看護学部・院を新設 関西医科大、枚方に来春

2017年11月16日

 関西医科大(枚方市)は15日、来春開設する看護学部と大学院看護学研究科の概要を発表した。カリキュラムを通じ、看護師と保健師の国家試験受験資格を同時に取得することができる。医療現場での慢性的な人手不足を背景に、高度な医療技術と知識を備えた人材の育成を目指す。

新学部の概要について説明する友田幸一学長(左)ら=15日、枚方市の関西医科大

 大学で会見した友田幸一学長は「医療現場で発言でき、医師と新しい関係を築いていける人を育てたい」と、新学部設置の決意を述べた。

 医学部と付属病院を併設する利点を生かし、法人の関連施設での実習プログラムや、地域医療のニーズの高まりに対応するため、介護や福祉施設での実習も予定している。

 新キャンパスは、医学部棟に隣接する付属病院南側に地上6階建て、延べ床面積5400平方メートルの新棟を建設して整備する。建設費には約18億円を投じる。臨床現場を再現できるシミュレーションルームなどを設ける計画で、最新鋭の設備を利用できるようにする。

 学生の定員は1学年100人で、初年度の教員数は48人。

 なお、枚方市内にある同大付属看護専門学校(3年制)は、来年4月入学生で募集を停止し、21年3月で閉校する。