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働き方改革手本に 大阪労働局長「コクヨ梅田」視察

2017年11月17日

 大阪労働局の田畑一雄局長は16日、働き方改革に積極的に取り組んでいる「ベストプラクティス企業」として、大阪市北区のコクヨ大阪梅田オフィスを視察した。職種ごとに机の配置などのレイアウトを変え、より効率的に働けるようにした工夫が紹介された。

生産性向上のため、随所に工夫を凝らしたオフィス内を視察する田畑局長(左から2人目)=16日、大阪市北区のコクヨ大阪梅田オフィス

 11月の「過重労働解消キャンペーン」月間の一環。手本となる事例を収集し、啓発するのが狙い。

 同オフィスは、職種ごとにレイアウトを変更。受発注といった事務職は固定席だが、ほかは一定エリアごとに自由に席を選べる手法で運営している。

 設計士には、集中したいときに座ることができる間仕切りされた個別空間があったり、営業向けには、各部門の役職者だけが円状に座るスペースを設けて、コミュニケーション活性化に役立てたりしている。カフェをイメージした区分もある。

 働き方の工夫を巡る意見交換会では、同社の担当者が、柔軟な勤務時間の設定をはじめ、ストレスチェック制度を活用し、各現場がそれぞれ対策を講じるよう促している点などを紹介していた。

 同社人事総務部の口村圭統括部長は「正解がない問題でも、挑戦し続けることに意味がある」と強調。

 田畑局長は「働く人が快適に仕事をして生産性を上げるのが、働き方改革を進めていく上で重要。大阪の優良企業として頑張ってほしい」と話していた。