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地域も万博も「笑い」で盛り上げ 大阪市と吉本協定

2017年11月23日

 大阪市と吉本興業(同市中央区)は22日、「笑い」を生かした地域活性化に関する包括連携協定を結んだ。24行政区をテーマにした創作落語に取り組むほか、「24区住みます芸人」として、所属タレントが担当する区に住んで地元の催しに参加する。地域振興とともに、2025年万国博覧会に向けた機運を高める。

「大阪市24区住みます芸人」たちと撮影に応じる大崎社長、桂文枝さん、吉村市長(前列左から2人〜4人目)=22日、大阪市役所

 創作落語を手掛けるのは、同社所属で上方落語協会の会長を務める桂文枝さん。同市出身の文枝さんは創作落語を得意としており、締結式で「もう一度、(1970年大阪万博の)あの興奮を味わうためにも若い皆さんと一緒に大阪を盛り上げたい」と抱負を述べた。来年3月中旬を皮切りに月1度のペースで各区民ホールで高座を披露していく考えだ。

 若手を中心に構成する住みます芸人は、約50人の所属タレントが地域活動協議会などの地域団体と連携。高齢者の集会や祭り、防犯パトロールに参加し、演芸などを通じて地域を盛り上げる。

 締結式では、吉村洋文市長と大崎洋社長がそれぞれ書面にサイン。吉村市長は「大阪はエンターテインメントの街。吉本興業は力強いパートナーだ」と話した。吉本興業が同様の協定を市と結ぶのは6例目で、政令市では初めて。