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犯罪被害、遺族らの苦しみ訴え 大阪市役所でパネル展

2017年11月23日

 「犯罪被害者週間」(25日〜12月1日)に合わせた啓発パネル展が22日、大阪市役所で始まった。苦しみにさらされる被害者や遺族の声のほか、権利回復に向けた当事者団体などの活動を紹介している。12月1日まで。

被害者の姿や遺族の思いをパネルで紹介した会場=22日、大阪市役所

 犯罪被害を巡る問題を社会全体で考えようと、府や大阪市、NPO法人「大阪被害者支援アドボカシーセンター」などが企画した。

 会場には、被害者の権利確立などを目指す「全国犯罪被害者の会」(あすの会)の歩みを展示。パネルでは「被害者になった途端に社会の邪魔者のような扱いを受けてきた」と過酷な状況を説明し、刑事裁判への被害者参加を求めた街頭署名活動などを紹介している。

 「交通死被害者の会」は、生前の犠牲者の写真と事故当時の状況を紹介。「最愛の娘にはもう二度と会えない」などと悲痛な思いが添えられている。「少年犯罪被害当事者の会」や同センターの活動内容も展示した。

 同センターは、27日に電話相談「被害者ホットライン」(午前10時〜午後8時)を開設する。電話06(6774)6365。