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副業不可は社会損失 「壁超える」テーマにイベント

2017年12月8日

 働き方から子育てまで、第一線で活躍している人が「壁を超える」をテーマに意見交換するイベントが6日、大阪市北区のグランフロント大阪で開かれた。優秀な人材を社会で共有するため、副業を認める重要性が指摘されたほか、お笑いコンビ「クワバタオハラ」のくわばたりえさんが子育て中の男性の時短勤務を提案した。

子育て中の「男性の時短勤務」普及に向けて意気投合するくわばたさん(右)と青野社長=6日、大阪市北区

 ソフトウエア開発会社「サイボウズ」が、年に1度自社の事業を総合的にPRするイベントの一環。同社は、生産性向上や社員の力を引き出すため、在宅をはじめ多様な勤務制度を運用している。

 くわばたさんは、男性の育児休暇が進んでいない点を批判。「せめて朝の忙しい時間や、保育所への迎えの時に旦那がいてくれれば」と男性の時短勤務の普及を熱望した。

 ロート製薬の山田邦雄会長は、同社が副業を認めている背景について、長期的には会社の発展につながる見方を示す一方、「自社で人材を囲い込むのは日本の損失」と指摘。性的少数者(LGBT)の関係者が、偏見を持たずに接する大切さを説く場面もあった。

 サイボウズの青野慶久社長は「相手の気持ちに共感して歩み寄る姿勢を大事にしたい」と、ポイントを示していた。