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大フィル2018年度公演ラインアップ発表

2017年12月9日

 大阪フィルハーモニー交響楽団(大阪市西成区)は2018年度の公演ラインアップを発表した。「原点回帰の1年に」と古典派の作品にも取り組んでいく。

4月から音楽監督に就任する尾高忠明=大阪市内

 4月から音楽監督に就任する尾高忠明(現在はミュージック・アドヴァイザー)は同月の定期でブルックナーの交響曲第8番(ハース版)、19年1月の定期でエルガーの交響曲第1番などを選曲。邦人作品もプログラムに加える。

 ほか定期の指揮にダニエーレ・ルスティオーニ(5月)、ヤデル・ビニャミーニ(6月)、コンスタンティン・トリンクス(19年2月)、レナード・スラットキン(同3月)が初登場。桂冠指揮者の大植英次は7月にビバルディのバイオリン協奏曲集「四季」とホルストの組曲「惑星」をもってくる。

 また自主公演として、5月から「ベートーベン交響曲全曲演奏会」をスタート。11年ぶりの挑戦に尾高と臨む。「九つ全部違って全部大変な名曲。どの版も良さ悪さはあるが、自分の心で聴いて正しいなと思うように手直しする」と尾高。年代順に5回にわたって披露する。

 尾高は「やっぱり朝比奈隆先生はそこにいるといつも感じる。他のオケにない大フィルの第九が歴然とあった。そのDNAを根っこに、僕と今の楽団員とで新しい大フィルサウンドを」と力を入れる。