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公立微減、私立は微増 高校入試第1回進路希望

2017年12月12日

 大阪府公立中学校長会は11日、2018年度高校入試を前に第1回進路希望調査の結果を発表した。全日制課程の希望者の割合は、公立が2年連続微減で80・45%、私立専願は2年連続微増で16・32%。公立は学力上位層、私立は中位層で人気の高い高校が見られるという。

 調査は、府内の卒業見込み者7万1734人を対象に集計(1日現在)。公私の希望者の割合は、府独自の私立授業料の実質無償化や、入試制度の変更で変動してきたが、近年は学力上位の公立が根強い人気を誇る一方、中位層では進学実績を伸ばす私立の希望者が増加傾向という。

 公立のうち最も希望者が多い全日制普通科(総合選択制を含む)の倍率は、前年同期比で0・02ポイント増の1・33倍だった。

 専門学科では、最難関の文理学科(府立10校)が1・61倍。普通科の併設校がなくなるため、募集人員は前年度比1480人増の3480人で、希望者は1631人増えて5594人だった。商業系や工業系では定員割れが目立った。

 卒業見込み者が減少する中、通信制では希望者数が前年度から増えて1799人。少人数で安心して学べる環境を求める声があるという。