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ウメキタホップ完成 “うめきた生まれ”のビール

2017年12月13日

 JR大阪駅北側の大規模再開発区域「うめきた2期エリア」で栽培したホップを使ったビール「ウメキタホップ」が完成した。日々進化する“うめきた生まれ”のビールは、苦味がしっかりありつつも飲み口は軽やか。関係者は「ビールをきっかけに新たなコミュニティーを作っていきたい」と、来年以降の展開に意欲的だ。

うめきた2期エリアで栽培したホップを使用した「ウメキタホップ」で乾杯する、楽市楽座のプロジェクトメンバーら

 ビールを作ったのは、うめきた2期暫定利用事業者の「うめきた楽市楽座」。周辺地域で働く人や住民、団体で構成される。

 インターネットで賛同者を募り、国産品種「カイコガネ」を共同購入。エリア内の農園で今年5月から栽培し、9月に?花ができ、11月に収穫、大阪市中央区の小規模クラフトビール醸造所&ビアダイニング「ブリューパブ テタールヴァレ」でビールに仕上げた。

 ホップ栽培は東北より北が適地とされ、成長には寒暖の差が大きいことが条件。農園のほかに各家庭で栽培に挑戦したが、収穫には至らなかったという。

 今回の収穫量は農園分で約1キロ。ビール醸造には、海外のホップを半分、仕上げの香り付けにうめきた産ホップを使用し、200リットル作った。

 楽市楽座の代表、山田摩利子さんは「ビールも農作物であり、身近にある生鮮食品であることに気付いてもらえれば。ビールを通して交流の輪を広げたい」と話す。

 「ウメキタホップ」は少量生産のため、今週末までをめどに「テタールヴァレ」(同区大手通1の1の2)で飲むことができる。