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赤井と三倉が親子 「泣いたらアカンで通天閣」

2017年12月27日

 大阪出身の赤井英和(58)と三倉茉奈(31)が親子に扮(ふん)して「泣かせまっせ!」と気炎を上げている。来年2月1〜10日に大阪松竹座で上演される「泣いたらアカンで通天閣」(坂井希久子原作、わかぎゑふ脚本・演出)がそれで、2人は舞台になる大阪市浪速区の通天閣の街に出て製作発表に臨んだ。

地元の応援者に囲まれて製作発表に臨んだ赤井英和(中央)と三倉茉奈(左隣)=大阪市浪速区の通天閣付近

 原作は5年前に発表され、翌年に読売テレビでドラマ化されて評判になった。これを大阪生まれのわかぎが演出を担当し、同じく地元出身の赤井と三倉が主演で組むのだから「大阪度」が高い。赤井は「ここに来ると家に帰って来たという感じで、前にも茉?ちゃんと親子をやったことがあるが、また一緒にやれるのがうれしい。今度は地でいけるアホなおやじだから自分にぴったり」と力が入っている。

 三倉にとって通天閣辺りを舞台にしたドラマはNHK「ふたりっ子」以来で「あれは10歳のときで、もうすぐ22年がたつ。当時、ここに撮影に来て少し怖い感じがしたが、今はすっかり変わった。怖そうなおっちゃんが近づいて来て『頑張りや』と500円くれたことがあって『優しいやん』と思ったことが印象に残っている」とにっこり。

 演出のわかぎは「大阪弁の芝居だから脚本はすごく早く書けた。ビターテイストの『じゃりン子チエ』という感じで、大阪の人にしか分からない大阪弁と大阪人情で、大阪人が好きな芝居を作る。特に泣かせることに徹したいと思っているが、大阪の人は泣かせる芝居が好きだから受けると思う」と自信ありの表情を見せる。

 共演は松竹新喜劇の曽我廼家八十吉、川奈美弥生、山田スミ子、紅壱子、辻本祐樹、小川菜摘、笑福亭松喬ら地元芸人もそろっている。「笑って泣いて、きれいな気持ちになって劇場を後にしてもらえるように…」と赤井らは声をそろえた。読売テレビと地元の通天閣観光、新世界町会連合会、串かつだるまなどが特別協力している。