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田辺大根で無病息災 法楽寺1000食振る舞い

2017年12月29日

 大阪市東住吉区の法楽寺で28日、地元の伝統野菜「田辺大根」を使った歳末恒例の「大根(だいご)炊き」があり、炊き出しが参拝者に振る舞われた。1年を締めくくる「終(しま)い不動」の法要もあり、縁日でにぎわう境内には一杯を求める行列ができた。

地元で取れた約300本の田辺大根を炊き出した「へっつい」=28日、大阪市東住吉区の法楽寺

 法楽寺は、境内に記念碑もある田辺大根ゆかりの寺。用意されたのは、紅白をイメージした赤こんにゃくと輪切りの田辺大根が一対になった一千食分。

 具材は「へっつい」と呼ばれるかまどで炊かれ、あっさり薄味のだしにユズ風味の田楽みそを添えた。白い湯気が立ちこめる中、檀家(だんか)や住民らが熱々を頬張り、無病息災を願っていた。

 休暇を取って訪れたという公務員の女性(52)=同市福島区=は「肉厚でおいしかった。毎年、大根を食べて1年を終えたという気持ちになる」と喜んでいた。