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商売繁盛えべっさん(1) 浪速区・今宮戎神社

2018年1月3日

 9〜11の3日間、商売繁盛の神「えびす神」を祭る各地の神社で執り行われる「十日戎(とおかえびす)」。地元の人々にとっては「“えべっさん”が終わるまでは正月」だとか。今年はどこの“えべっさん”に会いに行こか。

笑顔で多くの参拝者を迎える福娘ら(昨年の様子)

 “えべっさん”の呼び名で大阪庶民に親しまれる今宮戎(えびす)神社。古来、大阪の商業を守る神様として多くの人々があつく崇敬している。十日戎の宵えびす(9日)、本えびす(10日)、残り福(11日)の3日間の参拝者は例年約100万人を数え、大阪きってのにぎわいを見せる。

 毎年事前募集で選ばれる「福娘」の活躍も有名だ。そろいの着物の上に千早を着用し、金の烏帽子(えぼし)姿で福ササや縁起物の授与に奉仕する。

 10日に行われる「宝恵(ほえ)かご行列」の起源は元禄期とされ、本えびすを象徴する華やかな行事。現在では芸者をはじめ、芸能やスポーツ界などの著名人がかごに分乗する。一行が道頓堀から境内を目指して連なる光景は壮観で、伝統行事をさらに盛り上げている。