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学生映画の発信地に 21日、京橋で初の映画祭

2018年1月12日

 映画で地域を盛り上げようと「京橋学生映画祭」が21日、大阪市都島区東野田町3丁目の大京ビルで行われる。関西の5大学6サークルが自信作を持ち寄り、学内上映にとどまることの多い学生映画を、広く一般の人にも見てもらおうと企画。関係者は「学生映画の発信地に」と、初の開催に向け張り切っている。

初開催へ意気込む京橋学生映画際のメンバー=大阪市都島区
第1回京橋学生映画際のチラシ

 映画祭を計画しているのは、地域活性化に取り組む「京橋地域活性化機構」。映画館がない京橋で、1月から同ビルのフリースペースを使って定期的に自主映画などを上映する計画があり、こけら落としイベントの一環で企画された。当日は午後1時〜10時まで各作品を順次上映し、約60席を設ける。

 参加するのは、同志社大のF.B.I▽立命館大の映画部とNTKS▽関西大のmcs▽龍谷大の映画研究部▽京都大の雪だるまプロ−の6サークル。

 学生らによると、学生の映画は大学祭や無料動画サイトでの公開が中心で、広く一般の人に見てもらう場はなかなかないという。

 開催に向けて参加呼び掛けなどに尽力した、同志社大2年の中西麻未子さん(19)は「普段関わりがない大学の人たちが集まり、うれしい。出品したいと思える映画祭にまでなりたい」と意気込む。

 上映予定の作品は、法律でヒーローが義務化された未来を描いた作品や、琵琶湖の中心にある小さな島での人間模様、監督自身の半自伝的内容など。入場者にも作品評価などについてのアンケートを実施し、今後の創作に生かしてもらう考えだ。

 関大4年の木山慎太郎さん(21)は「一般の人に見てもらうことで、いろいろな意見を聞ける。学生映画ならではの楽しみ、工夫部分を見てもらえれば」と期待を込めた。

 主催する活性化機構の鷲見慎一理事長(36)は「イベントでの学生とのコラボレーションは初めて。質の高い作品もあり、いい形で成功して盛り上げたい」と話した。