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花きの輸出拡大目指す 「Hana Ko」運用開始

2018年1月13日

 大阪市鶴見区の大阪鶴見花き地方卸売市場の隣接地に、同区の花き卸会社「なにわ花いちば」が整備した輸出対応型施設「Ha(は)na(な) Ko(こ)」の運用が始まり12日、現地で初荷式が開かれた。長期出荷に対応できるよう、作業を集約して行うことができ、同社は輸出額の拡大を目指している。

初荷式で米国ニューヨークに向けて輸出されるスイートピーなどが入った段ボールを見送る出席者ら=12日、大阪市鶴見区の「Hana Ko」

 同施設は国の施設整備事業を活用して設置された。地上3階建てで保冷、除湿、殺菌、梱包(こんぽう)までの作業を一貫してできるよう設計されており、花の品質を落とさずに作業ができるという。

 府によると、同市場は全国第2位の花きの取扱高を誇り、北米向けの切り花の輸出は国内市場の約9割を占めている。

 同社は現在の約2億円の輸出額を、2021年には5億5千万円まで拡大する目標を掲げている。

 式典には松井一郎知事も出席し、「輸出促進と花き産業の活性化を期待します」とあいさつ。同社の奥田芳彦社長(54)は「世界に花を輸出することで、国内の生産者に生き生きと栽培に励んでもらいたい」と話した。