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護符求め勇猛果敢 四天王寺・奇祭「どやどや」

2018年1月15日

 大阪市天王寺区の和宗総本山四天王寺(森田俊朗管長)で14日、天下泰平や五穀豊穣(ほうじょう)を祈願する伝統の奇祭「どやどや」が執り行われた。寒さの中、締め込みに鉢巻き姿の男子高校生約400人が参加。わずかな護符(お札)をつかもうと紅白両軍が勇猛果敢にぶつかり合った。

冷水を浴びながら護符に手を伸ばす高校生ら=14日、大阪市天王寺区の四天王寺

 どやどやは、元日から2週間続けられる「修正会(しゅしょうえ)法要」の結願(けちがん)日に行われる。毎年、清風高と清風南海高が参加しており、この日、両校の生徒は「わっしょい」の掛け声とともに境内の東西から六時堂(重要文化財)前へ堂々と進入。冷水を浴びせられながら勇ましく堂内へなだれ込んだ。天井から法要中に祈とうされた数枚の護符がまかれると、もみ合いの中で必死に手を伸ばした。

 運よくつかみ取った生徒らは、歓喜の表情で「取ったぞー」と大声を響かせた。

 写歴50年の宮北三郎さん(82)=同市生野区=は「毎年来ているが(撮るのは)難しい。今年も多くの年中行事を撮影に訪れたい」と話していた。

 終了後は魔よけの「牛王宝印楊枝(ごおうほういんようじ)」の授与があり、参詣者の長い列ができた。