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難波葱、生産者らPR 20日から売り出し

2018年1月19日

 昨春「なにわの伝統野菜」に認証され、初めての旬を迎えた「難波葱(なんばねぎ)」を消費者に広めようと18日、生産者ら関係76団体でつくるグループが20日から始まる推進期間をPRする催しを大阪市内で開いた。かつての一大生産地、ミナミの大阪高島屋周辺では、通行人に500本を手渡し、「難波生まれの難波葱です」とアピールした。

列に並んだ人たちに難波葱を手渡す上田さん(中央)やPR隊長の「もずやん」ら=18日、大阪市中央区の大阪高島屋前

 難波葱は葉の組織が柔らかく、糸を引くほどのぬめりと甘さが特長。一時はぬめりが流通業者から敬遠されたが、有志の働きかけで近年復活を遂げた経緯がある。

 戦前から種を受け継ぐ生産者の上田隆祥さん(79)は「以前は想像もつかなかった。盛り上がって幸せだ」と喜びを実感する。

 街頭では、PR隊長に任命された府の広報担当副知事「もずやん」や上田さんらが採れたてを配布。受け取った同市平野区の主婦(69)は「難波葱を初めて知った。お好み焼にどっさり入れたい」と笑顔だった。

 28日までの9日間、府内各所の飲食店や直売所でセールを展開する。