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17年度「音楽クリティック・クラブ賞」 受賞者発表

2018年2月2日

 関西の音楽界において、優れた業績を収めた演奏家や音楽団体などに贈られる「音楽クリティック・クラブ賞」の2017年度の受賞者が、発表された。関西在住の音楽評論家で構成する「音楽クリティック・クラブ」が設けている。

各賞を受賞した関係者ら=大阪市内

 「本賞」の一つは、指揮の井上道義&大阪フィルハーモニー交響楽団。2月の定期演奏会でショスタコーヴィチの「交響曲第11番」「同12番」という大作2曲、7月には創立70周年を記念して大阪国際フェスティバルと共催でバースタインの劇場用作品「ミサ」に取り組み、国内では23年ぶりの大阪初演を実現。「近年まれにみる刺激的な上演だった」と評価された。

 もう一つは、オペラ演出家の井原広樹。関西二期会の5月公演(マスカーニ「イリス」)、10月のみつなかオペラ(プッチーニ「妖精ヴィッリ」「外套(とう)」)、11月の大阪音楽大ザ・カレッジ・オペラハウス公演(モーツァルト「偽の女庭師」)などにおいて、「年間最高位の舞台成果を印象づけた」と創意と成果をたたえた。

 「奨励賞」には4月にいずみホールで「オルガンリサイタル」を開いた冨田一樹、11月にザ・フェニックスホールで20周年記念のコンサートを開いた室内楽演奏集団「アフター・アワーズ・セッション」が選ばれた。