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新曲はほのぼの演歌 伍代夏子、新曲「宵待ち灯り」

2018年2月2日

 インパクトのある大きな黒い瞳と親しみやすい丸顔の若奥様風。でも中身は「チャキチャキの江戸っ子で魚屋の娘」というギャップが魅力の演歌歌手、伍代夏子(56)。7日に新曲「宵待ち灯り」(ソニー)をリリースする。

素顔はさっぱりした江戸っ子の伍代夏子=大阪市北区のソニーミュージック

 夫の杉良太郎(73)と一緒にコンサートを全国展開。熊本地震被災地チャリティー慰問なども行い、おしどり夫婦として有名だ。「夫のファンに『キャーッ、一緒に居ちゃ嫌!』なんて言われることもあるが気にしない。私だって、結婚した時は夏子組の男性ファンを随分失ったんです。私たち夫婦の普段の姿を見て応援してほしい」と常に自然体で振る舞う。

 新曲は大ヒットした「金木犀」の麻こよみの詞が先に出来、麻の推薦で初めて作曲の四方章人と組んだ。テーマは「温かい幸福感に包まれた月明かり」で、伍代いわく「ほのぼの演歌」。「四方先生のギターに合わせただけで、録音の時は好きに歌わせていただいた。心の中のイメージは、白熱灯の明るさと温かさ」と説明。「歌詞の月明かりに掛けて、大ヒットして秋にはみんなでお月見したい」と夢を語る。

 趣味は愛用のカメラを片手に散歩すること。光や木々、小動物などを被写体にすることが多い。「中学生の頃親にねだってカメラを買ってもらい、以来ずっと好き。今はデジタルになり何枚でも撮れるし、画像加工が簡単になって写真の概念が変わった」と本格的。

 若い頃はかなわぬ恋を追うはかない女性、ベテランになってからは日本的な耐える女性の歌が多い。「私自身と全然違う世界だから、演じられる。私はホントに演歌が好き。少し幅を広げて歌っても大人向け歌謡曲まで。その中で、自分なりにイメージを広げて情景を作っていくのが合っている」と自分を見つめる。

 年始にはほぼ毎年新曲を出す。「本音ではもっといろいろ曲を作っていただいて、ストックしていきたい。でも周囲が毎年このペースで動いてくれているので…」。南あわじ市と鳴門市の両方に歌碑がある「鳴門海峡」は、「もともとカップリング曲の予定だったが、私が“待った”を掛けて、シングル化したら大ヒットした」と明かす。

 NHKテレビ「お江戸でござる」やバラエティー、紀行物などでの素顔が世間に理解されてきた。いつまでもかわいくて屈託がないが、「夫の杉は“ホント、サギだよなぁ”って笑うんです」と明るい。