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美術と音楽が共演 大阪天満宮で水墨画奉納式

2018年3月4日

 「てんま天神梅まつり」が開催されている大阪天満宮(大阪市北区)で3日、水墨画の奉納式が営まれた。春の陽気に誘われてにぎわう境内では、大正琴や和太鼓などの演奏とともに梅の木を描く水墨画パフォーマンスがあり、参拝客は美術と音楽の共演に酔いしれた。

大正琴や和太鼓の演奏が響く中、梅の木を描く講師陣=3日、大阪市北区の大阪天満宮

 今年で15回目。NPO法人アジア文化芸術連盟が梅の木を描き、琴伝流大正琴のジラール前垣友紀さんが毎年、さまざまな演奏家と出演し、今年は和太鼓の冨松慎吾さん、雅楽の管楽器、篳篥(ひちりき)の岡智子さんが参加した。

 本殿の正面舞台では、連盟の水墨画講師8人が、縦約2メートル、横約4メートルの白い紙に筆を巧みに操って力強い梅の幹や鮮やかな花を描けば、筆の動きに合わせた大正琴、和太鼓、篳篥の即興演奏による調和した音色が境内に響き渡った。

 前垣さんは「奉納を行うたびに春が来たなと感慨深い。講師の皆さんとは初めてで、どんな作品になるか楽しみながら演奏した」と話した。

 梅の木の水墨画は、横幅10メートルの大作に仕上げて大阪天満宮に奉納する。