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穏やかな里の春演出 豊中、フキノトウ青々

2018年3月7日

 二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」を迎えた6日、近畿地方は寒気の影響を受けた北部を除き、おおむね晴れとなった。「啓蟄」は冬ごもりをしていた虫たちが、春の気配で地表に出てくる頃とされる。

穏やかな日差しの中、青々と伸びるフキノトウ=6日、豊中市の日本民家集落博物館

 全国の代表的民家を移築展示している豊中市服部緑地の「日本民家集落博物館」では、随所で春の草花が来館者を迎えている。

 平家落人伝説で知られる、宮崎県椎葉村(しいばそん)から移築された「日向椎葉の民家」(国指定重要文化財)脇の斜面にはフキノトウが群生。今季は2月中旬から確認されており、青々としたつぼみや花茎が地表を装飾している。

 目立つ存在ではないが、風情ある家屋と相まって穏やかな里の春を演出している。

 大阪管区気象台によると、日中の最高気温は同市で11・3度だったほか、枚方市11・5度▽大阪市12・5度▽堺市12・5度▽八尾市11・8度−など、軒並み前日を4・4〜11・2度下回り、吹く風は冷たかった。