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仮面や彫像 迫力の650点 民博開館40周年特別展

2018年3月8日

 大阪府吹田市の国立民族学博物館で7日、開館40周年記念特別展「太陽の塔からみんぱくへ−70年万博収集資料」の内覧会が行われた。1970年の大阪・国際博覧会(万博)の際に世界中から集められた仮面や彫像など約650点が、圧倒的な迫力を持って展示されている。同展は8日〜5月29日。

70年大阪万博のため、世界中から収集された民族資料が展示された館内=7日、吹田市の国立民族学博物館

 大阪万博では、「太陽の塔」の地下に「根源の世界」というテーマの下、世界中の民族資料を展示するため、当時30代前後の人類学者ら20人による「万博資料収集団(EEM)」を結成した。

 開催前の68〜69年にかけて約2500点を収集し、万博閉幕後は77年に設立された同館に収蔵された。

 同展では、1階を「EEMが挑んだ世界」と題し、収集品を地域ごとに展示し、60年代の世界と日本の状況、収集活動、社会的背景を紹介。2階は太陽の塔内部で公開された仮面約200点、彫像約120点を集中的に展示している。

 吉田憲司館長は「万博のレガシー(遺産)を、いかに次の時代につなげていくのかを考える契機になることを願っている」と述べた。