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希望の企業へ 留学生ら熱心 説明会に500人参加

2018年4月15日

 外国籍を持つ学生向けの合同企業説明会「JOB博」が14日、大阪市内で開かれた。2018、19年卒業予定の留学生ら約500人が参加し、海外進出に力を入れる企業の説明を熱心に聞いていた。

各企業のブースで説明を受ける留学生ら=14日、大阪市中央区

 説明会は、人材派遣大手のパソナ(東京都)が主催。大阪に本社を置くコーナン商事(堺市西区)や日立造船(大阪市住之江区)、ORJ(同市北区)など23社が出展した。

 会場内の企業ブースでは少人数による個別説明があり、採用担当者らが現在活躍している外国籍人材や海外戦略、選考方法を説明。「海外の人材を求めているマインドが高い」「日常会話以上の英語が必要」と留学生に対する期待を強調した。

 中国出身の男子学生(27)は「中国は東アジアの拠点などメーカーから期待の声を多くいただくが、中国留学生は多く競争が激しい」。ミャンマー出身の男子学生(31)は「日本で経験を積み、将来は貿易関係の仕事で母国に恩返ししたい」と夢を語っていた。

 パソナが今年3月にまとめた外国籍留学生に関する就労意識調査(2017年11月17日調査、『JOB博AUTUMN』参加者810人が回答)によると、回答者の出身国で最も多かったのは中国(24・6%)で、次いでネパール(12・9%)、ミャンマー(10・7%)。日本に留学した理由は「日系企業で働きたいため」が35・8%で最も多かった。

 同社グローバルサーチ事業部の前田学史部長は「留学生の増加に伴い、日本で就職を希望する留学生は増加傾向にある。企業のニーズも高まっているが留学生向けの就活情報はまだまだ少ないのが現状で、引き続きJOB博などで就労支援に力を入れたい」と話していた。